理想と現実の気圧配置

大学4年生。色々と綴っていきたいお年頃。

決めつけはよくないと決めつける

 

 

基本的に僕はとても暗い人間です。

 


ヤンキー気質の兄と吹奏楽部の女社会で生きてきた姉を持ち、

 

「この子はおとなしい子だ。」

「上2人と違って頭が良くて真面目だ。」

「将来はきっと公務員か銀行員だろう。」

 


こんなレッテルを貼り付けられて生きてきた。

 

 

 

実際に自分はそういう人間だろうと自分で思い込みながら過ごしてきた小・中学生時代は明らかに頭のいい子ではなくただの暗い友達のいない子でしかなかった。

 

 

 

でも僕は部活動を通じて仲良くなった友達といる時間が好きだったし人と話すのも得意ではないが決してきらいじゃなかった。

 


女の子が恋愛対象で女の子と仲良くなりたかったし付き合いたかったし性的なことだってものすごく興味があった。

 


こんな自分を変えたくて高校に入ってからは明るく振舞ってたくさん友達を作ろうと頑張った。

 

 

 


でも一度貼られたレッテルを剥がすのは容易でない。

 

 

 

真面目と根暗を履き違えてた僕はずっとネガティブな思考が染み付いていたし心は身体を表すとは言い得て妙で、目つきは悪く、猫背で近寄りがたい雰囲気を放つ明らかにスクールカースト下位の人間でしかなかった。

 

 


高校ではそれすらもネタにしようとSNSに依存しては友達というものにすがりついた。

でも本質はただの暗い奴であるから無理が生じてきて徐々に周りから人は減っていった。
人との関わりが怖くなり断ちたくなった。

 

 

 

それでも僕はひとりでいることが苦痛だった。

 

 

 


家にいるときは常にラインの返信を待ち、ひたすらツイッターとインスタを巡回する。

 

 


ずっと見てるとわかるが自分の友達は自分なんかよりもずっと仲のいい友達が必ずいる。

 

 


この人はきっと僕がいなくなっても大丈夫なんだろうなあなんて思いながらひたすらに気持ちは落ちていく。

 

 

 

これらの感情の行き先はどこにあるのか。
21にもなりながらこんな思春期のような悩みを抱えながら僕は生きていく。